カラオケで歌った時に、「練習の時のように上手く歌えていない気がする」という相談をよく受けることがあります。
なぜ、そういう気がするのかを聞いてみると、
圧倒的に多い理由が「すぐに喉が疲れて、声が出しづらくなって・・。」という事でした。
せっかく、ボイストレーニングをしているのに、いざ
皆の前で歌ったときに、満足感を得られないのは、残念ですよね。
そんな時に、ぜひ、歌う前にやってほしい3つのポイントをアドバイスします!
まず、なぜ、すぐに喉が疲れてしまうのかといいますと、きっと普段よりも大きい声を出して歌っているから、です。カラオケ演奏の大音量に対抗して、自分の声も無理して張り上げてしまっていませんか?(たまに、他のボックスから聞こえてくるような、叫ぶ歌声になっては、いけません。)演奏中も、やや大きい声をだせば、隣の人と会話できる位まで、カラオケ演奏のボリュームを調整しましょう。
ですので、まず、一つ目は、①カラオケ演奏の音量調節(それに合わせてマイクの音量も調整)をする。そして、二つ目は、②初めに歌う曲は、自分の歌いやすい曲を選ぶ。
歌は、喉の筋肉を使います。
スポーツと同じように、実際に試合をする前には、本当は準備運動が必要なのです。
でも、カラオケは、ノリや勢いで行く時が多いので、準備なしで、全力疾走しちゃう
んですよね。そして、ケガ(喉を痛める)をしてしまう。。初めは、楽に歌える曲で喉の筋肉を
動かして、あたためからにしましょう。
そして、最後、三つ目は、③スピーカーからの自分の声がしっかり聞こえる位置に座る。
これが、座る位置によって、全然違ってくるので要注意です。
ほとんどの部屋には、2つのスピーカーが付いていると思いますので、ちょうど、その間の位置を確保して、バランス良く聞こえるようにできればベストです!立って歌うか、座って歌うだけでも、聞こえ方がかなり違います。★色々試してみてください。
自分の声が聞こえないと、当然、音程やリズムもズレやすくなりますからね。
練習の成果を十分に発揮できるように、歌う前にも色々と準備が大事です。
ちょっとした事で、ずいぶん、歌いやすくなるはずです。ぜひ、試してみてください!
最後に、もう一度、3つのポイントをまとめておきます。
【カラオケで歌う時の3つのポイント(準備編)】
①カラオケ演奏の音量調節(それに合わせてマイクの音量も調整)をする。
②初めに歌う曲は、自分の歌いやすい曲を選ぶ。
③スピーカーからの自分の声がしっかり聞こえる位置に座る。
仙台 ボイストレーナー KAN☆
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