最近、たて続けに「手嶌葵さんみたいな声を出したい！」と、何名かの生徒さんに言われたので、今回は、手嶌さんの声について、書いてみようと思います。
手嶌葵さんの歌声、聞いたことありますでしょうか？
僕も、あらためて、じっくりと聞いてみたのですが、声の特徴として「やわらかい、息がたっぷり入っている、角がない、やさしい、透明感、癒される・・」といった印象が持てました。
大貫妙子さんの歌声にも近い印象があります。
高い音になっても、決して硬い声ではなく、やわらかいままの声で歌っています。
こういう声って、どうやって出しているのか？？
感覚的に真似をしようとすると、まず、息をいっぱい出し過ぎて足りなくなる・・、という状態になってしまうと思います。手嶌さんの歌声は、息をたくさん吐いているように聞こえますが、別の角度からいいますと、声の成分をあまり多く入れない、という言い方もできます。
何か、気づいた方もいるのではないでしょうか。
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歌声の作り方としては、まず、声を出さないで、息を10秒くらい吐きつづけてみましょう。
「はぁ～」っとね。一定の息で10秒、吐きつづけられるという事は、ノドで息が流れる出口をコントロールして狭めている状態になっています。（そうしないと、ため息は、1秒くらいで終わっちゃいますからね！)
そうしたら、次は、先ほどの10秒のばしていた息に、声を乗せてみましょう♪
声を乗せても、10秒のばす事ができましたか？
「息が足りなくなる・・」という場合は、そうならないように、何回もチャレンジしてみましょう！それができたら、あとは、その声を、しっかりマイクに入れてみます。
（普通、自宅には、マイクはないと思いますので、マイクのある環境で実践☆）
そうすると、スピーカーから聞こえてくる、あなたの声は、ちょっといいムードがでていませんか！？ 手嶌さんの声っぽくなっていれば、大成功です。チェックポイントは、息が足りなくなって、ワンフレーズも歌えないような場合は、何かかが間違っていますので、調整が必ようです。
ぜひ、癒しボイスを出したいという方は、試してみてください。
今日も、あなたにとってよい歌が歌えますように。
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仙台ボイストレーナー KAN☆
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