先日、「音程は取れているだけど、なんか自分の声が良いとは思えない」という悩みを持った生徒さん
のレッスンがありました。自分でも、発声については、試行錯誤してようです。
「ずーっと、分からなかった事があって・・」と、それは、「息をいっぱい使う」発声の仕方で、どうしても息をいっぱい出すと、息が足りなくなり歌えないフレーズが出てきてしまう、ということでした。
実際に、マイクに声を入れてもらうと、聞き心地がいいのは、圧倒的に、息をいっぱい使ったときの声でした。(ご本人も実感)この「息をいっぱい使って歌うと息が足りなくなる」の解決法は、実はとても簡単なことで、息と声のバランスを整える!!だけです。
ここで、ワンポイント!「歌っているとき、息のでる量は、ほぼ一定」です。なので、決して、ため息みたいに、一瞬で息が無くなるような使い方ではないのです。そして、どれくらい息を出すかというのを、
ノドで調整するわけです。出したい声になるように、ワンステップずつ、順を追って声を出してもらい、わずか1時間で、あっという間に、心地よく、しかも息も続く歌声になりました。
生徒さんからも、
「全然、前より声が楽です!これが分からなかったんです、来てよかった!」
と、うれしい言葉を頂きました。時々、こいうった思い込みが、いい歌声のジャマしてしまう時があります。でも、気づいてしまえば、実はとってもシンプル!これからは、どんどん、いい声で歌っていきましょう☆
今日もあなたにとって、よい歌が歌えますように。
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仙台ボイストレーナー KAN
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