歌の上達には、「理論派」と「感覚派」どっちがいい?


 

こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

レッスンを行っていくと、沢山の生徒さんとの出会いがあります。

 

声や発声の癖も、みんな、それぞれ違います。

 

同じアドバイスをお伝えしても、スーっと体に入っていく方と、

 

なかなか吸収するのに時間がかかる方がおります。

 

 

 

 

そう、人によって、伝え方、レクチャーの方法も、変える必要がある。

 

その人にとって、一番シンプルで、分かりやすい伝え方を選ぶ事がベストです。

 

 

 

 

大きく、2つに分けますと、「理論派」と「感覚派」の生徒さんがいます。

 

割合的に、やはり、男性は「理論派」、女性は「感覚派」が多いですかね。

 

歌自体、譜面に表せる部分と、そうでない部分があるものなので、

 

どちらでも問題はないのですが、それぞれ、どんなメリットがあるのでしょうか??

 

 

 

 

まず、男性に多い「理論派タイプ」

 

理論から攻める方は、技術的に、安定した声が出せるようになります。

 

「なぜ、そうするといいの?」という疑問を、いつも投げかけてくれるので、

 

そうする理由を理解しているからです。

 

理屈が分かっていると、喉や体の動きにイメージを持つことができるので、

 

どんなコンディションの時でも、自信をもって歌うことができます。

 

 

 

 

そして、女性に多い「感覚派タイプ」

 

実は、「表現」という分野にスポットを当てると、

 

こっちの方が、良い歌を歌えるのでは?と感じます。

 

それは、歌は芸術であり、譜面や理論では表せない部分に、

 

その人の個性、情緒、雰囲気、空間、イメージなどを挿入できるから。

 

そして、感覚派の最大のメリットは、「手っ取り早く、上手くなれる」です。

 

 

 

ボーカルコーチが、「こんな声を出してみてー」とお手本の声を出して見せた時に、

 

「はい!こんな感じですかねー?」と言って、出せてしまうから。

 

まあ、早いですよね(笑

 

 

 

 

理論派となると、そうはいきません。

 

口をこれくらい開けて、息をこれくらい入れて、お腹をこうして・・・と。

 

何段階にも分けて、お伝えする事が必要です。

 

(でも、理論派は、確信をもって歌を作りあげられるので、

決して悪いという事ではないですからね)

 

 

 

 

ちなみに、僕は、どっちも好きです!w

 

イメージや感覚で伝えるのも、理論で伝えるのも、好き。

 

ほんとに、両方に、魅力を感じています。

 

 

 

 

あなたは、どちら派でしょうか?

 

両方を、上手く混ぜ合わせながら、レッスンをしていくのも、

 

とてもよいことです。

 

 

ぜひ、自分の中で、しっくりくる方法で、歌を学んでいってくださいね!

 

それでは、また!

 

KAN☆