こんにちは、Loose VoiceのKANです!
発声トレーニングを行っていきますと、発音する言葉によって、
出しやすかったり、出しにくく感じたりすることがあります。
その言葉の中で、「イ段」の言葉は、他の言葉に比べて、
声が出しにくいと感じたりしていませんか?
実は、これ!思い込み、
もしくは、自分自身で出しにくくしてしまっている場合があります。
どういう事かと言いますと、
まず、知っておきたいのは、「イ段」というのは、喉の奥が、いちばん開く言葉なのです。
何となく、感覚的には、喉の奥が狭くなっているように感じますが、実は、真逆!!
「イ段」は、舌が、上前方に上がってきますので、その分だけ、喉の奥は、空間が広くなります。出しづらく感じてしまうのは、口の開く大きさが、他の「ア段」などに比べて小さくなり、声の出口が狭くなるので、そう感じてしまうのかもしれません。
そして、自分で出しにくくしている原因のひとつに、「舌を(ア段、オ段のように)下に下げようと、してしまっているから」が挙げられます。
結構、思い当たる方、いませんか??
「イ段」を自然に発音する場合、舌は、自然に上前方に上がってくるもの。
それに逆らうように、「舌を下げる」ということは、舌に力みを加えてしまうことになって、発声は、少し不自由になります。
「でも、喉の奥を開けてって、聞いたことあるし!」と思いますよね。
話が少し戻りますが、「イ段」は、自然は発音をしている状態で、すでに、喉の奥は開いているのです。
「!!!」良い気づきを得られた方も、多いのではないでしょうか。
「イ段」の発音で、苦労している方がいれば、改善のためのヒントにしてみてくださいね!
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