こんにちは、Loose voiceのKANです!
共感できる歌詞の内容に、ついつい感情を入れ込み過ぎて、
歌のリズムが遅れてしまうという方がおります。
感情を込めすぎると、聞いてくれている人が、感情移入できなくなるだけでなく、
歌の基本的な技術面にも、よくない影響を与えてしまいます。
感情移入をし過ぎると、意識を向けられることが極端に少なくなります。
映画などを見て、泣いているときを想像してみましょう!
「夢中」ですよね、そして、周りが見えなくなる。
歌であれば、聞いている人が、感動するのはGOODな事ですが、
歌っている側が、感動してしまっては、本末転倒です。
感動を届けているのは、あなたなのですからー。
そして、感情を強く入れてしまうと、「力み」が走ります。
歌にとって、力みは大敵ですから、歌唱にも影響がでてしまいます。
声が重くなる、滑舌が悪くなる、歌詞を押し付けるような歌い方になる、
リズムが遅れる、そして、聞いている人が感情移入できなくなる。
歌には、聞いている人が入り込む「スキマ」が必要です。
自分自身で、その隙間を、満たしてしまわないようにしましょう。
リズムは、歌詞を、聴き取りやすくする効果があります。
軽快なリズムに乗るから、ポンっと、心に飛び込んでくるのです。
歌う時は、感情を込めすぎない、頑張り過ぎない、
必ず「余白」を、取っておいてくださいね!
KAN☆
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