エッジボイスからヘッドボイスに移動する練習効果


こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

高音発声の練習でエッジボイス(地声)からヘッドボイス(裏声)に繋ぐトレーニングがあります。

 

これは、声帯に一定のテンション(閉じる)を加えながら、音程を上げていく事で発声のバランスを整えていく事ができます。

 

高音になると、

 

・息を多く吐き過ぎてしまう

・叫んでしまう

・喉を締めてしまう

・音程が上がらなくなってしまう

 

などの状態を改善する効果が期待できます。

 

この練習をする時、ひとつ注意があります。

 

エッジボイスは、強めに声帯を閉じている状態なので、その状態から音を上げてヘッドボイスに向かう時に、エッジボイスを引っ張り過ぎてしまい、ヘッドボイスが苦しそうな声になってしまう事です。

 

これは、声帯の使い方としては「△」な状態です。

 

一定の声帯閉鎖をしながら音を上げていくので、呼気も、ほぼ一定になります。しかし、エッジボイスを引っ張り上げてしまうと呼気が少なくなり、音が上がりにくくなります。

 

この点が、少し難しいところでもあります。

 

もし、ヘッドボイスが苦しくなって詰まり気味になる人は、先に、ヘッドボイスだけを出してから、そのゴールの声になるように、エッジボイスから上げていくと上手くいくと思います。

 

ぜひ、試してみてくださいね!

 

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