こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音発声の練習でエッジボイス(地声)からヘッドボイス(裏声)に繋ぐトレーニングがあります。
これは、声帯に一定のテンション(閉じる)を加えながら、音程を上げていく事で発声のバランスを整えていく事ができます。
高音になると、
・息を多く吐き過ぎてしまう
・叫んでしまう
・喉を締めてしまう
・音程が上がらなくなってしまう
などの状態を改善する効果が期待できます。
この練習をする時、ひとつ注意があります。
エッジボイスは、強めに声帯を閉じている状態なので、その状態から音を上げてヘッドボイスに向かう時に、エッジボイスを引っ張り過ぎてしまい、ヘッドボイスが苦しそうな声になってしまう事です。
これは、声帯の使い方としては「△」な状態です。
一定の声帯閉鎖をしながら音を上げていくので、呼気も、ほぼ一定になります。しかし、エッジボイスを引っ張り上げてしまうと呼気が少なくなり、音が上がりにくくなります。
この点が、少し難しいところでもあります。
もし、ヘッドボイスが苦しくなって詰まり気味になる人は、先に、ヘッドボイスだけを出してから、そのゴールの声になるように、エッジボイスから上げていくと上手くいくと思います。
ぜひ、試してみてくださいね!
****
仙台で話題の日本ボイスアドバイザー指導!
喉の仕組みに基づいた、誰にでも分かりやすく高い効果が得られるボイストレーニング!
以下のフォームより、お気軽にお申込みください。