こんにちは、Loose VoiceのKANです!
カラオケボックスから聞こえてくる歌声。
ライブでの歌手の歌声。
この2つの違いって、一体何なのだろうか??
明らかに歌手の方が、声が良く聞こえて歌も上手い、と思えます。でも感覚的な違いは分かっていても、実際、どうすれば同じように出せるのでしょうか。
その違いは、一言でいえば「発声の仕方」になります。人間の耳は、心地よい音と不快になる音があります。
例えば、小鳥の鳴き声や川のせせらぎの音は、心地よい。
しかし、サルの鳴き声やバイクの爆音エンジン音は、心地よくない。
こういった誰しもに共通する人間の音に関する感覚(好み)というものがあります。
人間の声の場合も同様で「いい声だね」と「うるさい声だね」の違いがあるのです。ただ、人間の場合「話し声が心地よくない」という人は、あまりおりませんので、歌った時に「心地よくない声になる」という場合が、ほとんどです。
つまり、音域が広く上下した時の発声の仕方が問題になっているという訳です。
一般の歌声と歌手の歌声の違い。
それは「声の軽さ明るさ」が違うのです。
アーティストのライブを見に行ったことがある人は分かると思いますが、実際、生の歌声を聞いてみると、声が会場に軽く抜けていき、楽に声を出しているように感じたはずです。歌手が何曲も歌える発声になっている証拠です。
もっと声が太いと思っていたが、実際は、かん高い響きだった、という印象もあります。
この軽さと明るさをボイストレーニングで獲得していく事が、もっとも重要なのです。
高音になるほど、声に重みが増して詰まり気味に聞こえてしまう人は、ぜひ、軽さを明るさを獲得できるようにしていきましょう!