こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌のレッスンで【声を当てるイメージ位置】について言われることがあると思います。
このイメージの正解はあるのでしょうか?
逆のこの質問を歌の上手い人などに聞いてみると、その答えはバラバラです。
・鼻のあたり
・眉間のあたり
・頭頂部あたり
・胸のあたり・・など
まず「現実とイメージ」を分けて考えましょう。現実として声が出るのは息が流れる空間からしか出ないので「口と鼻」になります。
眉間や頭頂部から出ることはありません。次に当てるイメージを変える事で、実際に変化するのは何か??
①口腔の形(喉の奥の開き具合)
②声帯の変化(分厚くなる、薄くなる)
恐らくこのあたりが変化してきます。
一般的に「良い歌声の響き」は【深さと明るさが両立している状態】です。
この2つを両立させる為には、喉の奥の空間を広く、声帯は薄くした状態を作る必要があります。
■喉の奥の空間を広くする
→喉の奥のやや後ろ側(ガラガラうがいで洗う部分)に当てる
■明るい響きを作る
→鼻に息を流す必要があるので軟口蓋のやや後ろに当てる
上記の2つは、ほぼ同じ位置を指します。
そして現実に響いている鼻腔にも繋がるラインをイメージしているので全てが揃います。
この軟口蓋のやや後ろ側に当てるイメージで、声が出しやすくなる人が、とても多い傾向がありますので、ぜひ、試してみてくださいね!